日本バイオイメージング学会は、1991年10月に設立され、国内外で唯一のバイオイメージング分野の学術団体である。本学会は、新しいイメージング法の開発ならびにイメージング法の生物学への応用に関する理論およびバイオイメージング法を用いた研究を対象して、バイオイメージングという工学から生物学・医学までの極めて幅広い学際的な研究にとって欠くことのできない学術団体であり、各分野のバイオイメージング研究のリーダー的存在となっている。本学会は、邦文誌「バイオイメージング」ならびに国際英文誌「bioimages」をそれぞれ1993年より創刊し、季刊（年4号）で発行している。一方、学術集会は、1992年より毎年1回10月に開催している。本学会は、1997年より日本学術会議会員推薦団体として認定されており、わが国の医学・薬学・理学・農学・工学の発展に大きく貢献している。また、到来するマルチメデイア、宇宙実験室、テレサイエンスをも視野にいれており、医学、生物学に関わるあらゆる画像処理に関する独創的、先端性の高い学際的研究の交流に寄与している。
