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(社)新化学発展協会より平成19年度研究奨励金贈呈者決定のお知らせ
2007.05.01

社団法人 新化学発展協会より「平成19年度研究奨励金贈呈者決定のお知らせ」が参りましたのでお知らせいたします。
拝啓 貴下、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は当協会の事業に格別のご高配を賜りまして 厚く御礼申し上げます。
さて、当協会では、基礎研究の推進と研究者の育成を通じ、新しい化学技術・産業の発展を図るべく、産 ・学連携の一環として新化学の発展に資する若手研究者の研究に対して研究奨励金を贈呈しております。
昨年10月に公募しまして、本年1月末日までの募集期間に、7つの研究課題に対して68件の応募が ありました。審査委員会による厳正な審査の結果、平成19年度研究奨励金贈呈者一覧の通り、7件、7名 の若手研究者に研究奨励金を贈呈することに決定致しました。なお、贈呈式は5月28日(月)14:00 より化学会館にて行います。
本研究奨励金が若干なりとも若手研究者のお役に立ち、ひいては日本の化学産業の発展に資することを願っ て来年以降も継続する所存です。

課題1: <複合化技術>による高効率触媒プロセスの実現を目指した研究

西村 顕
三重大学大学院 工学研究科 機械工学専攻 助手

「多孔質体気体分離フィルタとTiO2光触媒のコラボレーション型高性能CO2改質リアクターの開発」

課題2: 非平衡状態における構造形成に関するシミュレーション技術の研究

該当なし

課題3: 資源、エネルギー、環境分野における新素材・新部材創製と新機能創出に関する研究

天野 史章
北海道大学 触媒化学研究センター 助手

「薄片凝集構造マイクロ粒子の創製と半導体光触媒反応への応用」

橘 泰宏
大阪大学大学院 工学研究科 応用化学専攻 講師

「新規低毒性量子ドットの創製と次世代太陽電池の開発」

課題4: 電子情報分野において、有機合成技術をコアにした構造の構築、または自己組織化や特殊な場を利用した構造の構築により、新たなデバイス機能発現を目指した研究

土屋 敬広
筑波大学 先端学際領域研究センター 講師
「機能性磁性-伝導ハイブリッド細線の構築

課題5:
MEMS分野における新たな機能を有する材料研究、または新たなデバイス機能発現の研究

松尾 繁樹
徳島大学大学院 ソシオテクノサイエンス研究部 助教授

「シップ・イン・ボトル型マイクロメートルスケール構造体の作製と駆動」

課題6: 生体高分子を新規な機能性材料として実用化することを目指した研究

水野 稔久
名古屋工業大学大学院 工学研究科 助手

「刺激応答性蛋白質の創成と細胞内プローブへの応用」

林 照剛
大阪大学大学院 工学研究科 機械工学専攻 助手

「MOEMSデバイスのセルファセンブリのためのDNA自律ジョイントの開発」

課題7:化学プロセスに用いる次世代型生体触媒の開発と利用に関する研究

該当なし

連絡先
〒101-0041東京都千代田区神田須田町1-12山萬ビル4F
社団法人新化学発展協会化学フロンティア事業部
担当八木光壹・湊登美
TEL03-5297-8820 FAX03-5297-8821
E-mail aspronc@aspronc.org

2007年5月1日掲載