Ｈ１８新化協Ｆ第８号
平成１８年４月１４日
（社）新化学発展協会平成１８年度研究奨励金贈呈者決定について

拝啓 時下、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は、当協会の事業に格別のご高配を賜りまして厚く御礼申し上げます。

さて、当協会平成１８年度研究奨励金贈呈者が決定いたしましたのでお知らせいた
します。

（社）新化学発展協会
化学フロンティア事業部
木村　文彦
TEL　03-5297-8820　FAX　03-5297-8821
E-mail f-kimura@aspronc.org

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(社)新化学発展協会 平成１８年度研究奨励金贈呈者一覧

課題１： 高機能触媒開発を目指した新規材料の創製に関する研究

鳥 本 司
名古屋大学大学院 工学研究科 結晶材料工学専攻 教授

「ナノ粒子複合体の構造精密制御による高機能触媒材料の開発」

課題２： 統計力学・熱力学を応用した、溶液状態における物性推算手法に関する研究

松 林 伸 幸
京都大学 化学研究所 助教授

「エネルギー表示の溶液理論による生体モデル膜機能の自由エネルギー解析」

課題３： 環境・エネルギー分野における新素材・新部材創製と新機能創出に関する研究

武 井 貴 弘
山梨大学　医学工学総合研究部 助手

「電気化学的手法によるウルトラキャパシタ用無機－導電性分子複合体の作製」

課題４： 電子情報分野において、自己組織化や特殊な場を利用して構造を構築し、新たなデバイス機能発現を目指した研究
矢 貝 史 樹
千葉大学 工学部 共生応用化学科　助手
「光応答性超分子ディスクの新規機能開拓と電子材料への展開」

課題５：
ＭＥＭＳ分野において、構造体ならびプロセス材料として、新たなデバイス機能発現に必要な材料研究および新しい材料を用いた新規デバイスの研究

三 枝 嘉 孝
豊田工業大学 工学部 先端工学基礎学科 ポストドクトラル研究員

「液晶を使った微小物体操作技術の開発とバイオ分析への応用」

課題６： 生体高分子を新規な機能性材料として実用化することを目指した研究

上 野 隆 史
名古屋大学 物質科学国際研究センター 助手

「蛋白質超分子空間を用いた有機金属触媒による螺旋誘起重合」

課題７：化学プロセスに用いる次世代型生体触媒の開発と利用に関する研究

牧 野 祥 嗣
富山県立大学 工学部 生物工学研究センター 助手

「改良型フェニルアセトアルデヒド還元酵素が極性有機溶媒下で高活性を示す原理の解明」